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2026年01月14日

ヴァイオリン、良い音が出ない日は練習を休むべき?続けるべき?

「今日はどうしても音が出ない」
「昨日までは弾けていたのに今日は全然うまくいかない」
ヴァイオリンを続けていると、そんな日が必ず訪れます🎻

 

良い音が出ない日ほど
「練習を続けた方がいいのか」
「思い切って休んだ方がいいのか」
と迷ってしまうものです。

 

この記事では、
良い音が出ない日の正体をひもときながら、休むべき日と続けるべき日の違い、そして音が出ない日を“上達の材料”に変える考え方を整理します。

 

最後には、
なぜ Sakamoto Violins がこうした悩みを抱える奏者にとって心強い存在になれるのかもお伝えします。

1|良い音が出ない日は誰にでも必ずある

「不調」は失敗ではなく自然な現象

まず大前提として
良い音が出ない日は
上級者でもプロでも必ずあります。

 

それは
❌ 技術が足りないから
❌ 努力が足りないから
という単純な理由ではありません。

 

ヴァイオリンは
✅ 身体
✅ 精神状態
✅ 環境
✅ 楽器の状態
これらがすべて影響する楽器です。

 

✅ 少し疲れている
✅ 湿度が変わった
✅ 気温が下がった
✅ 集中が散っている

 

それだけで
音は簡単に変わります。

 

音が出ない日は
「後退」ではなく
「揺らぎ」の中にいるだけ。

 

まずは
そう受け止めることが大切です😊

2|休んだ方がいい日のサイン

続けることで悪循環になるケース

すべての日に
「続けるのが正解」
というわけではありません。

 

以下の状態が重なっている場合は
思い切って休む選択も立派な判断です。

身体が強くこわばっている

肩や首腕に余計な力が入り
弓が重く感じる時。

音に対してイライラが強い

「なんで出ないんだ」
という気持ちが先行し
音を聴く余裕がない時。

同じミスを無意識に繰り返している

注意しているつもりでも
改善の手応えが全くない状態。

 

こうした日は
続けるほど
身体に悪い癖が染みついてしまうことがあります。

 

休むことは
逃げではありません🌿
回復のための練習です。

3|続けた方がいい日の見極め方

音が出なくても意味がある練習

一方で
音は出なくても
「続けた方がいい日」も確実に存在します。

音の違いが分かっている時

「今日は音が重い」
「昨日より響かない」
と感じられているなら
耳はちゃんと働いています。

小さな変化には気づけている時

✅ 弓の角度
✅ 弓圧
✅ 接点
少し変えると
わずかに音が変わる。

 

この感覚がある日は
練習の価値があります。

うまくいかない理由を考えられている時

原因を探そうとする姿勢がある日は
成長の途中です。

 

この段階は
音が整う一歩手前。

 

続けることで
「ある日突然戻る」
という経験につながります✨

4|音が出ない日を上達に変える練習法

うまく弾こうとしない勇気

音が出ない日は
目標を変えるだけで
意味のある時間になります。

音量を求めない

大きな音
良い音
を出そうとしない。

 

弓を軽く
ゆっくり動かし
音の変化だけを観察します。

開放弦に戻る

指を使わず
弓と楽器の関係に集中する。

 

これだけで
耳と身体が整い始めます。

音を評価しすぎない

良い・悪いではなく、

「今日はこういう音」と記録する感覚。

 

音が出ない日こそ
耳が育つ日でもあります👂

5|良い音が出ない日と楽器の関係

道具のせいにしていい日もある

忘れてはいけないのが
楽器の状態も
音に大きく影響するという事実です。

 

✅ 湿度変化
✅ 魂柱のわずかなズレ
✅ 弦の劣化
✅ 駒の傾き

 

奏者ではどうにもならない要因も
確かに存在します。

 

こうした時
「自分のせいだ」と抱え込む必要はありません。

 

楽器が
「今は調整が必要」とサインを出している場合もあるのです。

【ポイント】

・良い音が出ない日は誰にでもある
・休むべき日と続けるべき日は見極められる
・音が出ない日も耳は育っている
・楽器の状態が原因のこともある

【こんな方におすすめ】

  1. 練習が不安になりやすい方
  2. 音の調子に波を感じている方
  3. ヴァイオリンを長く続けたい方

Sakamoto Violins について

Sakamoto Violins は
東京とイタリア・クレモナに工房を構える
弦楽器製作工房です。

 

伝統的なクレモナの製作技法を基礎に
現代の演奏環境や奏者の感覚に寄り添った
実用性の高いヴァイオリンを製作しています。

 

音が出ない日、
調子が安定しない時、
そうした悩みを「奏者の問題だけ」にしない。

 

楽器側からも支えられる存在であること。

 

それが、Sakamoto Violins の考え方です🎻

最後に

良い音が出ない日は、誰にでも訪れます。

 

大切なのは、
自分を責めることではなく、その日をどう扱うか。

 

休む勇気、続ける判断、楽器に目を向ける視点。

 

それらが揃った時、音は必ず戻り、以前より深くなっています。

 

ヴァイオリンは、人と楽器が一緒に育つもの。

 

Sakamoto Violins は、
その時間に静かに寄り添う工房でありたいと考えています。

FAQ

Q1. 音が出ない日は才能がない証拠でしょうか。

A.まったく音にならない日が続くと、不安になる気持ちはよく分かります。
でも、それは才能の有無ではなく、 「どうすれば理想の音が出せるか」と、繊細に向き合っている証拠です。

Q2. 休むと下手になりそうで怖いです。

A.その気持ちも自然です。
でも身体や耳が回復すると戻りは早くなります。
休むことも練習の一部です。

Q3. 毎回音が安定しないのは自分の問題ですか。

A.演奏だけでなく楽器の状態や環境も影響します。
一人で抱え込まなくて大丈夫です。

Q4. 音が出ない日に何をすればいいか分かりません。

A.音を良くしようとせず
音を感じる時間にしてみてください。
それだけで意味があります。

Q5. 誰かに相談するのは甘えでしょうか。

A.いいえ。
音楽は一人で抱えるものではありません。
相談することは前向きな選択です。

代表プロフィール

阪本 博明(Hiroaki Sakamoto)
1989年 上京し都内弦楽器専門店にて修行。
1994年 クレモナへ渡航し Cremona国際バイオリン製作学校でVanna Zambelli 氏、Davide Sora 氏、Pierluigi Aromatico 氏に師事。
在学中および卒業後も Primo Pistoni 氏の工房で研鑽を重ねる。
現在はクレモナと東京を拠点に活動し、独自ニスとオリジナルデザインによる個性的な楽器を製作。
長男は Civica Scuola di Liuteria Comune di Milano にて研鑽中。
次男も Scuola Internazionale di Liuteria Cremona にて研鑽を続けている。

お問い合わせはこちら

 

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